東日本大震災跡地 福島・水戸視察
■視察・研修内容
福島県浪江町にある『東日本大震災跡地』の視察です。
福島県浪江町は、東日本大震災と原発事故で甚大な被害を受け、全町避難を余儀なくされましたが、近年着実に復興を進めています。
2017年に一部で避難指示が解除され、住民の帰還が進む中、農業や漁業の再生、再生可能エネルギーの導入、地域産業の振興などに注力。
復興拠点となる新しい商業施設や学校も整備され、地域コミュニティの再生が図られています。
観光資源の活用や復興イベントも行われ、未来志向でのまちづくりが進行中です。
震災復興跡地を見学し知見を広げていきましょう。
記
実施日:令和7年2月1日(土)~2日(日)
集 合:大和商工会議所 7時40分 出発 8時00分
視察先:福島県浪江町・水戸市(水戸城・偕楽園)
宿 泊:「いこいの村なみえ」
福島県双葉郡浪江町高瀬丈六10
負担金:20,000円(但し、2名以上ご参加の場合はお二人目からお一人につき35,000円をご負担ください)
お申込:1月24日(金)までに下記の参加申込書にて事務局までFAXでご連絡をお願いいたします。
期日を過ぎますと視察場所申込の関係でお申し込みをお受けできない場合がございますのでご了承ください。
以上
お問い合わせ先:大和商工会議所 経営支援チーム 片山
TEL 046-263-9112 FAX 046-264-0391

■工程
2月1日(土)
大和商工会議所 ⇒ 道の駅なみえ(昼食) ⇒ 原子力災害防災館
7:40集合 12:45着 14:00着
8:00出発 13:45発 15:00発
浪江町立諸戸小学校 ⇒ 大平山霊園 ⇒ いこいの村なみえ
15:05着 16:05着 16:50着
16:05発 16:35発

2月2日(日)
いこいの村なみえ ⇒ 水戸城跡・弘道館 ⇒ 梅み月(昼食)
08:45出発 11:20着 12:35着
12:20発 13:35発
偕楽園 ⇒ 大和商工会議所
13:45着 18:00頃
15:15発
■福島県双葉郡浪江町の情報
福島県浪江町は、東日本大震災と福島第一原発事故により全町避難を余儀なくされ、大きな被害を受けましたが、復興に向けた取り組みを進めています。
2017年に一部地域で避難指示が解除され、徐々に住民が帰還を開始。
生活基盤の整備が進められ、新しい商業施設や復興公営住宅、学校などの建設が行われています。
また、震災前から基幹産業であった農業や漁業の再生に向けた努力が続き、特産品の販売や地場産業の復興に力を入れています。さらに、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの導入を通じた未来志向の取り組みも進展。
地域の魅力を発信する観光プロジェクトや復興イベントを開催し、住民同士のつながりを深める活動も行われています。
浪江町は過去の記憶を大切にしながら、災害を乗り越え、新たな希望を描くまちづくりを進めています。

■浪江町・水戸市視察研修参加のお願い
大和商工会議所異業種交流会
視察研修担当 中村 一夫
2月1日(土)と2日(日)、視察研修を行います。
今年は、東日本大震災の被災地、福島県・浪江町と、幕末明治の歴史を色濃く残す、茨城県・水戸市を訪れます。
少し遠出になりますが、大変意味深い視察になると思いますので奮ってご参加ください。
20名で計画していますが、25名までは参加可能です。
お忙しい時期ではありますが、積極的にご参加くださいますようにお願いします。
■浪江町の視察についいて。
東日本大震災の被災地です。
東日本大震災から10年以上たちますが、見ていただければお分かりのとおり、またまだ復興は大変厳しい状況にあります。
浪江町は、原発と津波の二重の被災地であり、震災遺構「請戸小学校」は、津波に「飲み込まれたまま」の姿を伝えています。
原発事故の影響で、町内は未だ立入禁止の地域を多く残しています。
「原子力防災館」では原子力災害の恐ろしさを学んでいただけると思います。

お昼ご飯を食べる「道の駅なみえ」は、「復興」のシンボル的な施設です。
被災地を応援する意味でも沢山買い物をしてください!!浪江町の視察は、あまり観光の要素はありませんがご勘弁下さい。
被災地の現状を感じていただき、災害の恐ろしさを考える機会としていだければありがたいです。
☆初日はガッツリ勉強し、二日目は、水戸で歴史と文化を満喫していただこうと思います。
では、明治維新「魁」の地水戸へ!!
■水戸市の視察について
茨城県水戸市は、江戸時代「徳川御三家」の一つ、水戸徳川家の城下町でした。
水戸徳川家の当主は、「参勤交代」の義務がなく、常時将軍とともに江戸にいたことから「天下の副将軍」とも呼ばれていました。
当主が領地に住まないこともあって、同じ御三家の尾張徳川家の名古屋城、紀伊徳川家の和歌山城と比べても質素で天守閣もありませんでした。
加えて城域の多くが、公共施設や学校として利用されていることから開発が進み、「城」としての見どころも決して多いとはいえませんが、三の丸に現存する藩校「弘道館」は、明治維新の思想的原動力となった「水戸学」の伝統を今に伝えています。
最後の将軍慶喜も、少年時代ここで学んでいました。
令和になって、二の丸大手門、二の丸隅櫓が再建されて往時の様子が蘇ってきています。
特に、二の丸大手門は、水戸城の「象徴」として圧巻です。
梅で有名な「偕楽園」は岡山の「後楽園」、金沢の「兼六園」とともに「日本三名園」の一つです。
有名なので、行かれた方もいらっしゃるかも知れませんが、今回は「正式」なルートでご案内します。
「偕楽園」は非常に「哲学的」な庭で、正式なルートで見学していただくことで一層楽しんでいただけると思います。
今回は、久しぶりに視察研修を担当させていただきました。
多くの皆様とご一緒できることを期待しています!!